プロの施術 vs セルフケア!筋膜リリースの違いとあなたに合った方法は?
- 康仁 清瀧
- 3月19日
- 読了時間: 4分
筋膜リリースとは、固まった筋膜を柔らかくする施術になります。
長時間同じ姿勢や運動不足、ストレスなどによって筋膜が固まってしまい、筋肉のコリや痛みの原因となってしまいます。これを解消するために行うのが筋膜リリースです。
しかし、実際に取り組むとなると「プロの施術とセルフケア、どちらが良いのだろう?」と迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、整体院などで行うプロの筋膜リリースと、自宅でできるセルフ筋膜リリースのそれぞれのメリット・デメリットについて比較していきます。
プロが行う筋膜リリースについて
プロの施術では、柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師などの専門家が筋膜の状態を確認しながら施術を行います。場合によっては、鍼治療、ストレッチも組み合わせ、筋膜の癒着を緩め、筋肉のバランスを整えていきます。
メリット
1.効果的な施術
専門知識と技術を持つ専門家が体の状態を検査し、適切に施術を行うことが出来ます。
単なるマッサージではなく、原因に対してアプローチするため、すぐに効果が得られます。
深部までアプローチ可能
セルフケアでは届かない奥深くの筋膜や筋肉まで施術できます。
背中などの自分では行いにくい部分へもしっかりアプローチできます。
オーダーメイドの施術
体の状態や痛みの原因を特定して、あなたに合った施術を受けることが出来ます。
肩こりや腰痛、冷え性、むくみなどのお悩みに応じて施術を変えることも可能です。
正しい姿勢やセルフケアの指導
あなたに合った姿勢改善やセルフケアのアドバイスを受けて再発予防が行えます。
リラクゼーション効果
セルフケアとは違い、プロに行ってもらうことで心地よくリラックスできます。
自律神経のバランスを整えたり、疲労回復・ストレス解消にも効果的です。
デメリット
コスト
定期的に通う際に費用がかかります。ただし、症状が改善されてくると、通う頻度も広がるため、費用は徐々に減っていく可能性はあります。
時間
施術を受けるために、通う時間を確保する必要があります。
セルフケア
筋膜リリースを受けて症状が緩和されても、普段の姿勢や生活習慣が悪いとまた筋膜が固まってしまいます。症状を改善させるために、施術とセルフケアを併用していくことが重要です。
自宅で行うセルフ筋膜リリースについて
一方、自宅でできるセルフケアとしては、フォームローラー等を使った方法が一般的です。ストレッチや軽い圧を加えることで、筋膜の滑りを改善し、柔軟性を高める効果が期待できます。
メリット
手軽に行える
いつでも好きなタイミングに気軽に行うことができるので、取り入れやすいです。
コストを抑えられる
フォームローラーやマッサージボールなどは一度購入すれば、その他に費用は掛かりません。
習慣化しやすい
毎日の生活に取り入れやすいので、忙しい方でも継続しやすいです。
自分のペースで行える
痛みの状態に合わせて、調整しながら行えます。
デメリット
効果が出にくい
正しいやり方を理解していないと、十分な効果が出せません。
力をかけすぎたり間違ったアプローチをしてしまうと痛みが悪化するなどの逆効果につながる可能性もあります。
深部までのアプローチが難しい
セルフで行う場合は、奥までほぐせず表面のみの筋膜アプローチになりやすいです。
手の届かない背中など、うまくアプローチができないところもあります。
即効性が低い
継続して行うことで改善も見られますが、プロの施術に比べて即効性や効果が期待できません。
セルフでは限界がある
おこなう部分によって、正しいフォームやアプローチのかけ方など様々です。
的確に行うことが難しいため、症状の改善には限界があります。

まとめ
プロの筋膜リリース・セルフ筋膜リリースともにメリット・デメリットはあります。
プロの筋膜リリースがおすすめな方
「すぐに効果を感じたい」「症状が強く何とかしたい」「根本からしっかり改善したい」など
セルフ筋膜リリースがおすすめな方
「コストを抑えてケアしたい」「日常的なメンテナンスでやってみたい」など
肩こりや腰痛などの症状がなかなか改善しない方やセルフケアで効果を感じられない方は、一度プロの筋膜リリースを受けてみることをお勧めします!
整骨スタジオでは、姿勢改善はもちろんのこと、お一人お一人の体の状態を検査し把握したうえで、その方に合った筋膜リリースを提供しています。
一回の施術でも、その効果にびっくりされる方が多くいらっしゃいます。
筋膜リリースに少しでも興味がある方は、ぜひ一度筋膜リリースを体験してみてください。
ご予約やご質問などお気軽にお問い合わせください!
