更年期になると、イライラしやすくなったり、息切れ、不眠、頭痛、集中しづらい…なんてことが増えることがあります。これは、ホルモンの変化で自律神経のバランスが乱れてしまうのが原因のひとつと言われています。
だからこそ、こうした不調をやわらげるには、自律神経を整えることが大事なんです!
特に、朝と夜は自律神経を整えるのにぴったりな時間。
今回は、気持ちよく一日をスタートするために「朝食」に注目してお話ししていきます。
朝食の重要性
朝食は脳と体にエネルギーを補給し、集中力や記憶力を高めたり、身体を働かせます。朝食を摂ることで血糖値が安定し、日中のエネルギーを確保することができます。
また、朝食を摂ることでセロトニン(幸せホルモンと呼ばれるもの)の生成が促進され、心身のバランスが整います。
朝食を抜いてしまうと、昼食で血糖値が急上昇しやすく、体脂肪が増加に繋がることや、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高める可能性があります。
朝食をしっかり摂るうえで大事な事
前日の夕食のとり方も重要です。寝る3時間前には夕食を済ませてお腹いっぱい食べないことが大事です。
毎朝決まった時間に起きて、朝日を浴びることで自律神経は安定します。
朝の時間を有効に活用することで、1日を通して食事のリズムを作り、自律神経を整えることができます。
おすすめの食材
トリプトファンを含む大豆製品
ビタミンB6を含む豆類や魚類(特に青魚)
全粒粉のパンや玄米
発酵食品やたんぱく質を含む食材
朝食をしっかり摂れない方へ
「食べなくても大丈夫」や「朝は食欲がない」など原因は色々あるかと思います。
しかし、朝食は更年期を整えるためにとても重要になってきます。
今まで摂ってきてない方もぜひ朝食を摂ってほしいですが、すぐに変えていくのは難しいですよね。
そこで、まずはこの食品を摂ることから始めてください!
その食品は…「バナナ」です

バナナに含まれるビタミンB6は、ホルモンバランスを整え、気分の改善やストレスの軽減に役立つ可能性があります。
トリプトファンは、セロトニンの生成を促し、リラックスや気分の安定をもたらします。
マグネシウムとカリウムは、筋肉の緊張を緩和し、血圧を安定させる効果が期待されます。
それ以外にも様々な健康効果がありますが、何より手軽にエネルギーを素早く補給することができます。
色んな効果があるバナナですが、糖質が多く含まれるので1日1本を目安としてください。
朝食を摂らないところから徐々に改善し、自律神経を整えて更年期を改善させていきましょう。
加齢は逆らえない、でもストレス軽減や規則正しい生活を送るために
接骨スタジオでは、自身の症状が更年期障害かどうかを、AIデジタル検査を用いて確認することが可能です。症状が重症の場合は、医療機関でのホルモン補充療法も選択肢に入りますが、ストレスによる身体の疲れを取り除いたり、規則正しい生活を送ることは、ご家庭でも取り組めます。どうすれば良いか、何から始めればよいか等のアドバイスも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
