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更年期で控えるべき食べ物は?【男女別でご紹介】

前回、更年期におすすめの食べ物をお伝えさせていただきました。

おすすめの食べ物をお伝えさせていただくと、「食べたらダメなものも教えてほしい」という声が多くありました。

なので今回は、更年期障害で控えた方が良い食べ物をお伝えしていきます。



女性更年期で控えるべき食べ物

女性の更年期はエストロゲンの減少により、ホットフラッシュや骨密度の低下、気分の変調など様々な症状が現れます。以下の食品は控えることをおすすめします。


  1. カフェインを多く含む飲料:コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど

    カフェインは中枢神経を刺激し、ホットフラッシュや不眠を悪化させる可能性があります。

  2. アルコール:ワイン、ビール、蒸留酒など

    アルコールは血管を拡張し、ホットフラッシュを誘発することがあります。また、睡眠の質を低下させる可能性もあります。

  3. 辛い食品:唐辛子、スパイスの効いた料理など

    体温を上昇させるため、ホットフラッシュを悪化させる可能性があります。

  4. 高脂肪・高コレステロールの食品:揚げ物、加工食品、脂身の多い肉など

    心血管疾患のリスクを高め、ホルモンバランスに影響を及ぼす可能性があります。

  5. 高糖質の食品:菓子類、甘い飲み物、精製された炭水化物(白パン、白米)など

    血糖値の急激な変動を引き起こし、気分の不安定や体重増加を促す可能性があります。

  6. 過剰な塩分:塩辛いスナック、加工食品、漬物など

    高血圧や骨からのカルシウム排出を促進し、骨密度の低下につながる可能性があります。



男性更年期で控えるべき食べ物

男性の更年期(LOH症候群)はテストステロンの減少により、疲労感や性機能の低下、筋力低下などの症状が現れます。以下の食品は控えることをおすすめします。


  1. 過度のアルコール:特に蒸留酒やビールの大量摂取

    アルコールはテストステロンの生成を抑制し、症状を悪化させる可能性があります。

  2. 高脂肪・高コレステロールの食品:揚げ物、脂肪分の多い肉、加工食品など

    心血管疾患のリスクを高め、ホルモンバランスに影響を与える可能性があります。

  3. 加工肉類:ハム、ソーセージ、ベーコンなど

    添加物や塩分が多く含まれ、健康を損なう可能性があります。

  4. 高糖質の食品・飲料:菓子類、清涼飲料水、精製された炭水化物など

    インスリン抵抗性を引き起こし、ホルモンバランスを乱す可能性があります。

  5. 大豆製品の過剰摂取:豆乳、豆腐、納豆などの大量摂取

    大豆にはフィトエストロゲンが含まれ、女性ホルモン様作用があるため、過剰摂取によりホルモンバランスに影響を及ぼす可能性があります。


共通して注意すべきポイント

  • 水分補給を怠ること:脱水は体調不良の原因となり、症状を悪化させることがあります。

  • 栄養バランスの偏り:必要な栄養素が不足すると、ホルモンバランスや全身の健康状態に影響を及ぼします。



まとめ

更年期で控えた方が良い食べ物をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

更年期障害の症状は個人差が大きく、食事による影響も人それぞれです。

ご紹介した食品を完全に避けるのではなく、適量を守りながらバランスの良い食生活を心がけることが大切になります。

もし食事について不安がある場合は、専門家に相談するのもおすすめです。



加齢は逆らえない、でもストレス軽減や規則正しい生活を送るために

接骨スタジオでは、自身の症状が更年期障害かどうかを、AIデジタル検査を用いて確認することが可能です。症状が重症の場合は、医療機関でのホルモン補充療法も選択肢に入りますが、ストレスによる身体の疲れを取り除いたり、規則正しい生活を送ることは、ご家庭でも取り組めます。どうすれば良いか、何から始めればよいか等のアドバイスも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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